リンパ腫闘病記が書籍化されました
ソラ

猫達を襲った病気連鎖地獄から1ヶ月が過ぎ、ふと今日感じた事。

Rikkusora

今日ふと、あることを思ったので書き綴りたいと思います。

4月末に始まり5月中旬まで続いた病気大戦から1ヶ月。早いような、遅いような。

そりゃもう病気大戦中は1秒が1日に感じるくらい長かった。

「早く治ってくれ」と毎秒思っていたがなかなか治らないし、食べてくれないし、、、、

本当に後半は僕のメンタルとの戦いだった節もある。

特に症状の重かったリュックとポポロン。ジッとして動かない、ご飯も食べなかった。

1番長く絶食状態になったリュックは1kg弱くらい、ポポロンも500g以上体重が落ちていた。

これは人間の体重の比率で言うと10kg以上くらいの変動だ。

猫と暮らし始めてから15kg以上太った僕がこの際痩せちゃえば1番ちょうどよかったのだが、闘病中はそんな冗談も言えないくらいの状態だった。

そんな状態だったのにもかかわらず先生と、死ぬ気で(本当に自分死んででも猫達だけは助けたいと思っていましたマジで)看病した僕、応援してくださった皆様のおかげで無事完治!僕!頑張った!(ただ泣きながらご飯食べるか見守ってただけおじさん)

みんなが食べ出したあの日のこと、一生忘れないんだろうなあ。

…しかし、もちろん完治後にご飯を食べるようになって急に体重が元に戻るのかと言われたら、もちろん急に戻ることなんてないのだ。

ご飯をモリモリ食べるようにはなって1週間、2週間、あばらが浮き出るほど痩せてしまっていたリュックにもしっかり肉がついたようで、少しずつ元のリュックに戻っていった。

ポポロンも同じようなスピード感で、少しずつ戻っていっていましたが、、、

不思議なもので、一定ラインまで戻ったところで、止まるのです。体重が。

もちろん数百gは戻っている、でもどうしても今までよりはちょっと細く感じてしまう感じ。

でもまぁ元気に食べてるんだからいいか!とポジティブに考えてはいたが、細いままはちょっとな~。

とか思いつつ、早1ヶ月ちょい。

昨晩寝る時にリュックとポポロンを抱っこして、寝室に入ろうとした時のことだ。

「重い」

そう。リュックとポポロンが「重い」のだ。

これは悲しいことではなく、本当に嬉しいこと。

「体重が戻っていくのは徐々にだから、一年とかかけて、いつのまにか増えていって、気付いたら元の体重になってるんだろうな、、」

と思っていたのですが、さすが猫マスター…みんなの適正体重を感覚で覚えているのでしょう…←

昨晩持ちあげたリュックとポポロンは、紛れもなく「今まで通り」の体重だった。猫マスターの感覚が教えてくれました。

リュックが4.85kg

ポポロンが5.00kg

「あ!!!!これはっ!!!!この感覚はっ!!!!!」

と1人ではしゃぎましたよ。夜な夜な。

僕が猫と暮らし出して15kg以上太ったのはマジで笑えませんし、祝えることではありませんが、猫達の体重が戻ってこんなに嬉しいなんて。

些細な事かもしれない、でもこんなに嬉しい事ないなー。

だってみんなが元気でいてくれてるんだもの。

毎日幸せにしてもらってる、今日はその幸せをさらに更新するくらいまた幸せだった。

ずっと寝たきりで食べなかったみんなが、元気になって、鬼ごっこもするようになって、筋力も戻ってきて、食べた栄養もきちんと回って、今、体重に反映されたのでしょう。

適度な運動してるからこれ以上太らないだろうし、この適正体重こそがやはり幸せの要!

猫の健康管理は体重から、です。

にしても…

僕も毎日一緒に走ってるのになんで太り続けるん?僕の適正体重は、何処へ?

とか言いつつお腹空いたなあとデブな事思ってる響介とこれで本当に元どおり、の猫たち

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ABOUT ME
猫マスター響介
猫マスター響介
猫マスター/作詞家/作曲家/編曲家/サウンドプロデューサー/音楽大学非常勤講師/執筆家
保有資格:【猫健康管理士】【猫疾病予防管理士】【猫のシニア生活健康アドバイザー】 猫と追いかけっこがしたくてマンション購入。 猫ともっと本気で追いかけっこしたいがために注文住宅を建築。曲の締切、猫のご飯の締切、住宅ローン(残り30年)に日々追われながら猫たちとのおにごっこの必勝法を模索する日々を過ごす。 おにごっこで勝つために次は山か島を買うらしい。 著書に『借金1000万作曲家の人生を変えてくれた猫の話』(ワニブックス)、『猫を飼うのをすすめない11の理由』(サンマーク出版)、『下僕の恩返し』(ビジネス社)がある。 ブログ「リュックと愉快な仲間たち」を運営
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