こんにちは。
辛く辛く辛く生きるのが苦しくなるほど、辛かった大量ウイルス感染を乗り越え、1年が経ちました。
いまだに昨日のことのように、あの恐怖を鮮明に思い出します。
それと同時に、みんなが健康でいることの幸せを、深く感じる日々です。
実はすべての引き金となったリュックの「肥満細胞腫」の手術前、術前検査時に、衝撃の事実が明らかになっていました。
約7年共に暮らしてきて、初めての新事実。
書くか迷いましたが、書きます。
先生のいる診察室に入ると、リュックのレントゲン写真を手に、開口一番こう言い放ちました。
「リュックくん、交通事故したことありましたっけ?」
ファッ!?
交通事故!?
確かに、リュックは里親募集で、ある種、残り物だった猫たちを引き取ったわけで、我が家に来るそれより前のことはほぼ何も知りません。
しかし、譲り受ける時にそんな話も聞いてもいませんし、いうて生後2.3ヶ月で引き取っているので、その時期に交通事故にあっていたら…伝えて貰ってるはずだろうし、見た目にも分かったりしたはず、、、
んんん?
「いや、、そんな事故はしたことないですね、、、、」
そう伝えると
「ということはアレかな、、、」
肥満細胞腫の手術だけでも気が滅入り死にそうだった僕。新たな何かが見つかったのかと思い、恐る恐る内容を伺うと、
「先天的な関節異常の遺伝とかかもしれない。」
先天的…?
鍵尻尾の猫は、そもそも骨に異常があって鍵尻尾になってしまっているというのは有名な話。
所謂奇形というもの。
つまり尻尾に奇形、異常があるということは骨の異常が足など他の関節などに出てもおかしくはないというらしい。
そう、我が家のリュックのチャームポイント。鍵尻尾は、それの兆候だったのかもしれないのだ。
詳しく解説を聞きながら写真を見ると、
右肩と左肩の骨のくっつきかたが違う
右足と左足のくっつきかたも違う
そして何より。
腰椎が6個しかないのだ。
普通の猫は7個。リュックは6個。
所謂「腰椎欠損症」というものらしい。
普通の猫よりちょっと運動音痴かな?でもそこがリュックだぜ
と思うことはあっても、特に問題もなく至極普通に生活してきたリュック。
ちょっとガニ股で、運動神経が悪いのには、きちんと理由があったのでした。
先生に
「これ、なおしたり、手術しないと、今後大変なことになりますか」
肥満細胞腫というだけで精神が崩壊しそうだった僕にはとても辛い話。
恐る恐る伺うと
「いや、正直そんなに問題じゃないですよ。猫ちゃんだとたまーにいます。年取ったらもしかしたら関節に痛みが出てきたりするかもしれないけど、そうなったらサプリ飲んだりとか、うまく対処していく感じですかね。別に一生涯痛みが出ない子も沢山いますし。本猫が元気そうならそんなに特段問題視しなくても大丈夫ですよ」
と、、、、
一安心、、、?かな、、、、
どうやらこの「腰椎欠損症」の猫は便秘や泌尿器系の病気になりやすい傾向にあるらしい。
「老後痛みが出てきそうな場合はサプリをあげるなどして、うまく付き合っていきましょう」
とのことだった。
もし関節炎らしき症状が出てきたら、こういったサプリで気をつけていく必要があるのかな〜。
どうりで、ご飯やお水の環境にはかなり気をつけているはずなのに、我が家でリュックだけが、尿路結石(砂が少し溜まったことがあるだけで、石ではない)傾向があったわけだ、、、、
色々と合点がいってしまった。
とはいえその時は、とにかく肥満細胞腫を取り除くことに集中していたので、特段問題があるわけでもないし、経過観察となったのであった。
そして今では肥満細胞腫もすっかり治って、元気に走り回り、みんなと追いかけっこ!そしてずーーーっと僕について回るリュック。
ガニ股とか、座ってる時つい片手をあげちゃうのは理由があったんだね。
リュックが元気で過ごせるように、頑張るから、ずーーーっとそのガニ股で僕についてきてね。
ちなみに僕も一日18時間座りっぱなしなので、運動不足すぎて膝の関節があんまりまともじゃないので階段降りる時とかめちゃガニ股のヤンキーみたいな降り方になります。リュックとお揃い╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
痛みが出ず普通に過ごしていく猫ちゃんも多いみたいなので、我が家のボス、最強の猫リュックなら心配ないかな!
僕もついてるし、毎日マッサージしてやるだぜ!!!
愛してるぞ、リュック。その幸運を呼び寄せる鍵尻尾に、毎日助けられてます。
今これ書いてるその瞬間にその鍵尻尾に楽器のケーブルが引っかかって机の上がぐちゃぐちゃになったのも…幸せなんだぜ
僕も、リュックの鍵尻尾みたいに、みんなを幸せにします。
体育の成績小中高ずっと1か2で全く人のこと言える立場じゃない響介となぜか最近運動能力が突然上がってるリュック