リュックと愉快な仲間たちの休日
猫マスターが猫たちを世界一幸せにするため大奮闘
リュック

猫マスターが語る、多頭飼いは本当に大変だなって話。

多頭飼い

ほんっっっっっとに、大変。

とにかく、これを伝えたい

今回、たった一、二ヶ月の間に我が家の猫が複数の病気に見舞われました。

時間のある方は、下記記載の過去記事を是非読んでから、この記事を読み進めて欲しい。

https://rikkusora.club/himan1
https://rikkusora.club/himan5
https://rikkusora.club/bisora1

たった一ヶ月ちょっとの間に、このような色んな病気が重なり、本当に地獄のような日々だった。

とはいえ、突然ここにきて大量の病気が重なったというよりは、僕の著書「猫を飼うのをすすめない11の理由」にも記されている通り、

猫を飼うのをすすめない11の理由 /サンマ-ク出版/響介posted with カエレバ楽天市場Amazon

ブログやtwitterに書き残していないだけで、いくつかの病気をしたことはあるのだ。(どれも早期発見で即回復現在は完治している)

しかし、今まではとにかく幸せなブログを書き続けたい!幸せのおすそ分けのみ頑張る!とか夢物語のようなことを考えていたので、病気の記事を書こうとはしてこなかったのです。

それをなぜ今のタイミングでこうして病気の記事を書き綴ろうかと思ったかというと・・・

これから猫と暮らそうと思っている方たちに、猫、そして生き物と暮らしていく事の大変さを少しでも伝えられたらなと思って書き綴ることにしました。

空前の猫ブームで、安易にファッション感覚で猫を飼い、安易に捨てる、そんな風潮もあったりなかったり・・・。

そんなことにならないように、生き物って、猫ってこんなに大変なんだよ、ってわかってほしくて、書いていくことに決めました。

猫の愛らしさに加えて本当の意味での大変さもきちんと伝えて、僕のブログを読んだ人たちがより猫たちを愛せるように!そしてこれから猫と暮らそうと思っている人たちが覚悟を決めて猫を飼い始めてくれるように、頑張ります!

これから先、もう猫たち、そして僕含め病気がないことを切に祈りますが、万が一何かあればまた事細かに書き記していこうと思っています。

本音は

日々只々みんなの猫圧に押しつぶされ、みんなで寝て、みんなで鬼ごっこ。それだけしてたい。そりゃそう。

でも人間もそうだけども、そうもいかないのが生き物。

認めたくない、書きたくない、言いたくない。

でも生きている限り病気するときはするんです。しないときはしないんです!そして全くしない子もたくさんいるのも事実!でも、するときはします・・・!

最大限気をつける事で防げることはたくさんありますし、よーく見てあげれば早めに対処してあげることも出来ます。

でもやっぱりどんなに気をつけてもなる時はなるし、なったらなったでしっかり向き合って戦わないといけないんですよね。

今回書きたいのは、ソラが「粟粒性皮膚炎」になってしまった時に、再度深く感じたこと。

僕の著書「猫を飼うのをすすめない11の理由」にも書いたが、猫はしっかりと、分かりやすく嫉妬をする。

ソラが皮膚炎ということもあり、エリザベスカラーをつけてしっかりと皮膚の様子を見て、しっかり様子を監視していた。

エリザベスカラー自体日頃使うものではないので

「身動き取りにくくないだろうか?」「引っかかりしないかな?」

など、正直過剰なほどソラを気にかけていた。

徐々に治ってきたら治ってきたで

「再発はないだろうか?」「もし喧嘩とかして傷が出来たとしたら、、、?」

など余計な事ばかり考えついついソラソラソラソラソラソラとなってしまっていた。

そんなこんなで10日ほど経ったある日、リュックがとてつもなくイライラした様子で、ソラをぶっ叩いていた。温厚を体現したような猫のリュックが他の猫に攻撃するのはかなり珍しい。

僕の方針で「猫同士の喧嘩は、よほどのことがない限り止めない」と決めているのだが、

ソラの次はピーボ、ピーボの次はニック、と次々攻撃していた。

その理由はすぐにわかった。

肥満細胞腫の時は手術ということもあり、リュックばかりに気をかけていた。

ウイルスの時は前半は手術後に感染症が重なってしまい、ついつい心配でリュックばかり、、

・・・ただ今回、ソラが皮膚炎になってしまった途端突如ソラばっかりになってしまっていた。

それまでずっとずっとくっついて様子を見て、家から一度も出ず一瞬たりとも離れなかった一ヶ月、そこから一転し、急にソラばかり・・・そんな変化にリュックはいきなり突き放されたような気持ちになっていたのではないだろうか。

人間のエゴかもしれない、全然そんなことないかもしれない。ただイラついてただけかもしれない。

しかし、リュックがこんなに荒ぶるのは本当に珍しい。

ソラを膝に乗せたり、腹に乗せたり、こんなのいつも通りなのだが、きっと微々たる時間、ほんの少しでもソラと過ごす時間が長くなってしまっていたんだと思う。

タイミング的にもそれが原因だったのは明白。

猫は感情に正直だ。

気分が悪けりゃ本当にちょっとも寄ってこないし、好き好き攻撃したい時はガンガン来る。なのに変な我慢はできちゃう。そして溜め込んで、急に爆発する。

だからこそ、今回みたいなことがあった時、より気をつけなければいけないんだ。

本にも書いたし、すごく気をつけていた。…つもりだった。

やっぱりもっともっと気をつけなきゃいけない。

しかし、病気の猫がいるのに、いつも通りに過ごす、なんてのは正直無理なんです。

だっていつもよりしっかり様子を見なきゃいけないし、ストレスがかからないようにしてあげたい。

病気を治すのが先決!

でもそのせいで他の子にストレスが、、、、

「いやいや、ストレスくらい多少はいいでしょ」

猫を詳しく知らない方はそう思うかもしれない。でも猫は生き物の中で最もストレスに弱い(と思っている、というか事実ストレスにめちゃ弱い)動物です。ちょっと構う時間が変わるだけで、円形ハゲができてしまったりするんです。実は我が家のニックがそう。

そんな、しっかり見なきゃいけないのに、他の子のストレスを溜めないようにしなければいけない

そんな時に僕がしている事・・・・

それは、

ねこじゃらし!!

なんや、「えらい普通やな」そう思いましたよね

でもね、これが正解なのです。

愛猫がストレスの矛先を、他の愛猫にぶち当てないように、猫じゃらしを渾身の力を振り絞って振りまくるのです。死ぬ気で!ふるのです!!!

過去にこんなことしたこともありますよ

多頭飼いで、誰かが病気になったら病気になってしまった猫に気を配るのは当たり前。

でも、その他の猫へのケアも、いつも以上にやらなければいけません。

わかっていたはずなのに、人生はじめての皮膚系の病気…

見た目に症状が出ていた以上、どうしても過剰に気に掛けてしまい、僕としたことが他の子とのバランスが狂ってしまっていたのだろう…。

すまない、リュック、すまない・・・みんな・・・

今から引くほど猫じゃらしするから、ストレス吹き飛ばそう!

まだまだ、頑張らなきゃ。

真の猫マスターへの道のりはまだまだ遠い。

皆様も、一匹だろうが、2匹だろうが、5匹だろうが、命かけて、愛情注いであげてください。全員が自分の命より大事。

一生支えていかなきゃ、ダメなんですよ!

世界中の猫たちの幸せを祈ります。

愛してるぜ!猫たち!!!

猫マスター見習いに降格した響介と猫マスターを支える猫たち