本日ブログでもお伝えしましたとおり
実家猫ムーたん(村松くん)が、亡くなりました。
入院中の、容体の急変に次ぐ急変で、一瞬の出来事だったようです。
僕自身状況が飲み込みきれず半ばパニックでしたが、火葬も終え、詳細を聞いたので、ブログの方へ投稿させていただきました。
親から連絡が来て
最初に思ったのはね
悲しいとか、辛いとか、思い出ガー、とか一切なくてとにかく
「なんでだよ!!!!!」
でした。
ぼくは現在ポーチーの闘病中で、20日の余命から4ヶ月日々ひたすら頑張って生きている。
それ自体が奇跡の連続なのはわかってた。わかってる。
それなのに
「いうて退院はして、自宅療法して〜とかなるんだろうな」
という妄想は普通にしてしまっていた。
当たり前は、当たり前ではなかったんだ。
急すぎる嘘のような展開
「実家の話だから飛ばし飛ばしで展開が早く、急に感じるな〜」
という声もありましたが、違います。
ほとんど実際にこの速度でした。
最初に連絡が来て、水を飲まなくなってご飯を食べなくなって、数日の出来事でした。
便秘で通院をして、浣腸をして、それがきっかけで脱水になって、食べなくなって、糖尿病と診断されて、肝リピドーシスと診断され、入院して。
これがたった数週間の出来事です。入院して数日後のことでした。
両親は、むーたんとも、すんぴとも、毎日毎日ふれあい、毎日様子を見ていて、父親は居眠りしながら猫じゃらしを振れるようになるくらい毎日遊んでいます。(以前突然帰省した時に目を瞑りながら(寝落ちしてた)もう猫じゃらしに飽きて部屋には誰もいないのに一人で猫じゃらし振ってて怖かったです)
人間の食べ物を食べさせたり、外に出したりなども一度もありませんし、過去にも異変があればまずすぐ僕に、そして同時にすぐ病院に連絡をしていました。
過去にちょっとしたことがあっても「早めに発見できてるのでちょこっとの処置で大丈夫ですね」と、即治療完了程度のもの。
そんな家族ですから決して遅い対応でもなかったと思いますし、病院の対応が間違っていたとも思っていません。
常に最短最速で行動していて、無論治療費も通院費も入院費ももちろん惜しむこともなく、やれることは全てきちんとやっていたと思います。
退院後の糖尿病のインスリンのイメトレをしたり一緒に運動する練習をしたりとても前向きでした。
最期両親の腕の中で、愛を伝えることが出来なかったことをすごく悔やんでいます。
が、僕は、病状を含め、むしろ病院にいたからこそ、むーたん自身、そこまで苦しまずに済んで(もちろん苦しかったと辛かったと、思います)逆に良かったのではないかな?と思っています。
病院のスタッフさんたちも信じられないほど明るく優しい方達ばかりだったので、きっと寂しくなかったと思います。
正解のわからない闘病、病気との生活。
両親は退院後の自宅での治療や未来を考え準備をしていた中での悲劇でした。
まさか、余命20日と伝えられたぽーちーが4ヶ月踏ん張っている間に
「入院すれば平気と思われます!」と言われたムーたんが20日も生きられないなんて、誰が想像しただろうか。
奇しくもお互い末っ子で、むーたんはポーチーよりもさらに若い。
闘病は全員が、正解で、最適解。
その時できる最善を尽くした人も、猫も、病院も、誰も、悪くありません。
誰も責めないでください。(よほどの医療過誤などあれば別ですよ)
僕は、命に対して、運命だったなんて、言いたくありません。
でも、やれることをやれるだけやって、頑張った、最適解の結果だと、思います。
愛情たっぷりの両親の元にこれて、クールでイケメン抜群スタイルの兄貴に
むーたん、僕の家族を世界一幸せにしてくれて、ありがとう。
必ず、また会おうね。
また両親を幸せにしてあげてね。
最後に、父親の言葉を借りて
ムーたん、あっぱれな人生だった!!!